先進の印刷会社がパッケージ、DM、商業印刷に成長機会を見ている

2016年12月Printing Impressions誌が米国の印刷会社 トップ400というランキングリストを掲載した。そのランキングに、最新および前年の売上高情報が含んでいる。さらにランキングの中に、商業印刷、DM、パッケージ、ビジネスフォームといったセグメント、あるいは特化されている市場の情報も提供されている。多くの会社は複数の市場を提示している。

我はセグメントによって、前年同月比の売上高を比較する事とした。大手な印刷会社がどのようにビジネスを進めているのかを知る良い方法と思われる。



セグメント別売上高

2016年Printing Impressionsのトップ400社*、セグメント別売上高成長率
*セグメントの後の数字は、自社にとって、最も大きなセグメントであると回答した社数である。RR Donnelley社とQuad Graphics社は含んでいない。2016年と2015年のデータが両方ある会社しか含んでいない。


上記の表には、トップ400社の内363社に関する結果に示している。全てがほぼ同じ業種業態に行われているため、RR Dannelley社から分割された3社、およびQuad Graphics社のデータを除外した。または、その2年間の中、1年分のデータしかない会社も除外した。最後に、10社以下しか入っていないセグメントを削除した。その363社の売上を合計すると250億ドルを占めている。(117億ドル売上のあるRR Donnelley社と47億ドルのあるQuad Graphics社を含めれば、164億ドル追加となる)。

9つのセグメントの成長率をグラフで示している。括弧に入っている数字は、何社が自社にとって、最も大きなセグメントであると回答されたことを意味する。その結果によれば、5つのセグメントが成長している。パッケージが7.8%の成長率で最も高い。パッケージからのすぐ後ろに、DMと商業印刷が6.3%と6.2%の成長率となっている。商業印刷を最も大きなセグメントと回答した印刷会社の多くは2番目にDMをあげ、また逆も同様であった。最も大きなセグメントが出版と答えた会社が3.4%成長しており、特殊印刷のセグメントは0.2%の成長であった。特殊印刷の中には、ラベル印刷、POP、POS、フルフィルメント等といったセグメントが含まれている。363社の中で、300社は上記の5つのカテゴリーに入っている。

それ以外の4つのセグメントが売上減少となった。最も大きな減少(8.2%)は折り込みチラシの印刷を行っている会社であった。その次はカタログ印刷(3.4%)、そしてビジネスフォーム(1.2%)の減少であった。トップの書籍印刷会社の場合は、0.1%の減少となった。

市場の需要が増加しつつあり、パッケージがトップになったことは想像通りであろう。それに、折り込みチラシ、ビジネスフォーム、カタログを生産している会社が売上減少となったのは驚きではない。しかし、商業印刷およびDMの成長は興味を起こさせるのではないか。その2つの業種業態は363社の中の186社を占めており、つまり、サンプルサイズの半分である。

最終的に、363社の中の261社(72%)は売上を成長させる事ができた。電子媒体による代用と広告メディアの優先順位の変動等からの圧力に晒されている業界としては、悪くないであろう。

 

 

  

By Dave Erlandson
Published 2016年1月12日
原文 http://www.blog.podi.org/top-printing-companies-see-growth-in-packaging-direct-mail-and-commercial-printing

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