インターパック2017 視察レポート「住本」No.2

 Industry 4.0 の展開として、Packaging 4.0 を掲げて説明している企業もありました。(写真右参照)


1. 富士フィルム㈱がデジタル印刷をインターパックに初出展

インターパック2017のHall 13 / A93にデジタル印刷他を初出展されました。水性デジタルインキでフィルムにきれいに金属光沢がデジタル印刷されていました。説明によると、金属光沢は、銀色以外の色も表現できるとのことです。豪華なイメージのする包装でした。


印刷物の展示及び印刷についてもアナログ+インクジェットについてパネル説明が有りました。水性インキ印刷です。スイスのインキ条例もOK です。今回会場では、多くの印刷関連出展企業では、水性インキのアピールが目立ちました。


また、デジタルインキヘッドの模型が展示されていました。よくできた模型で、インクジェットのヘッドの様子が理解しやすくしてありました。丁寧な説明を頂きました。

2. Landa 1号機をEdelmann GmbH 社に納入

EdelmannのブースでLandaがデジタル印刷機をアピールしていた。1号機をEdelmannに納入したとのことであるが、展示会では製品はまだ出展されていなかった。写真の歯磨きのカートンは、Landaで印刷し市場に出ているとのことである。Edelmann は、健康、化粧品、一般食品の紙器全般に強い企業であり、ブックレットラベル(偽造防止で色変化の機能あり)とカートンの組み合わせに注力している。写真の鳥の絵のあるカートンは、Landa の機械で印刷したものである。


 同じく下の写真は、フィルムやアルミ箔に印刷したものである。


カートン、フィルム、アルミ箔 いずれもきれいに印刷されていました。印刷方式は異なるが、デジタル印刷の刷り上がりはきれいになった。 前回のinterpack 2014と比較すると、Durst Phototechnik AG, Gallus Ferd. Rüesch AG, Heidelberger Druckmaschinen AG, Hapa AGの各社は、他の印刷法との組み合わせで独自の路線を進んでいるが、印刷物は、どれも素晴らしい印刷仕上がりになってきた。説明の方も自信をもって説明されていた。印刷見本も快く頂けた。デジタル印刷は、各社異なる印刷方式を取っているが、印刷技術の一角を占めてきた。

次回からは、目新しい包装の紹介に致します。

著者紹介
Sumimoto Mitsuhiro
住本技術士事務所  
所長 
住本充弘(すみもとみつひろ)
技術士(経営工学)、包装管理士((社)日本包装技術協会認定)
日本包装コンサルタント協会会員・理事
技術士包装物流グループ会員・理事
日本包装学会会員

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